ゲームについて
ファイアーエムブレムシリーズの第五作目に当たる作品で、前作『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』の外伝にあたる作品です。
スーパーファミコン用ソフトとして1999年に書き換えが開始され、2000年にはROMカセットソフトとして発売されました。
2008年7月15日からはWii・バーチャルコンソールでも提供されています。
今作で採用された概念として「疲労」「体格」「行動」が存在する。
「疲労」は戦闘・杖を使用するなどの行動をすることで蓄積していき、出撃準備時に疲労が最大HPを超えている場合は強制出撃を除いて出撃させることができない。
「体格」は今作独自のシステムである「捕獲」や「かつぐ」に影響するステータスで、自分より「体格」の数値の低いユニットを担ぐことができる。
「行動」は数値ではなく「★」印で与えられており、行動終了時に★の数×5%の確率でユニットの上に「♪」印が現れ、2度目の行動が可能になる。
戦闘においては、攻撃速度が一定以上勝っていれば自動的に追撃し、「技」の数値に応じて必殺攻撃が発生するシステムへと戻され、これに伴って「追撃」「必殺」がスキルから削除された。
また、命中率に0%と100%が存在しない。三すくみによる補正は減少し、間接攻撃は攻撃がヒットしなくても耐久が減るようになった。
ステータスでは「魔法防御」の概念が削除され、「魔力」の数値がそのまま魔法攻撃に対する防御力として扱われる。
また、レベルアップの際に、稀に「移動力」がアップすることがある。
「指揮」は効果範囲が周囲3マスから、同じ所属のユニット全てに影響するようになった。
レベル20に達すれば無条件に本城でクラスチェンジが可能であった『聖戦の系譜』とは異なり、レベル10を超えたクラスチェンジ可能なユニットが、クラスチェンジアイテム「ナイトプルフ」を使用することでクラスチェンジできる。
騎兵ユニットは下馬することが可能で、室内には下馬状態でのみ進入可能。なお、下馬状態では剣以外の近接武器は使用できない(弓、魔法、杖を使えるクラスは、下馬状態でも使用可能)。